単著
- 中野重治と朝鮮問題-―連帯の神話を超えて(2021年12月28日 青弓社) まえがき
- 日本のなかの朝鮮 金達寿伝(2019年11月30日 図書出版クレイン) 序 「朝鮮隠し」のカラクリから抜け出す
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※『コリアン・スタディーズ』9号(2021年6月1日)に書評が掲載されました。
原祐介氏「廣瀬陽一『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『日本近代文学』103集(2020年11月15日)に書評が掲載されました。
佐野正人氏「廣瀬陽一『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『日本近代文学会関西支部会報』32号(2020年9月27日)に書評が掲載されました。
光石亜由美氏「廣瀬陽一『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『日本文学』69巻8号(2020年8月10日)に書評が掲載されました。
高橋梓氏「廣瀬陽一著『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『社会文学』52号(2020年8月1日)に書評が掲載されました。
呉世宗氏「廣瀬陽一『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『抗路』7号(2020年7月30日)に書評が掲載されました。
磯貝治良氏「廣瀬陽一『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※『SAI』83号(2020年6月1日号)で紹介されました。
無著名「『日本のなかの朝鮮 金達寿伝」
※『週刊読書人』3343号(2020年6月12日号)に書評が掲載されました。
竹内栄美子氏「戦後日本の朝鮮問題を知る本格的評伝/「朝鮮隠し」という実態を是正しようとした生涯」
※『ふぇみん』3249号(2020年4月5日号)で紹介されました。
(公)氏「『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』」
※K-BOOK振興会のブログ(2019年12月22日)で紹介されました。
舘野晳氏「韓国出版レポート(19-12) 最近の韓国・朝鮮・在日関連図書」
- 金達寿とその時代──文学・古代史・国家(2016年05月11日 図書出版クレイン) まえがき
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※『昭和文学研究』75集(2017年9月1日号)に書評が掲載されました。
南富鎭氏「『金達寿とその時代』」
※『コリアン・スタディーズ』5号(2017年6月1日号)に書評が掲載されました。
綛谷智雄氏「『金達寿とその時代』」
※『日本近代文学』96集(2017年5月15日号)に書評が掲載されました。
中根隆行氏「『金達寿とその時代』」
※『日本近代文学会関西支部会報』25号(2017年5月1日号)に書評が掲載されました。
山本昭宏氏「『金達寿とその時代』」
※『出版ニュース』2017年2月上旬号で紹介されました。
舘野晳氏「2016年、「韓国文学」関連書の出版状況 」
※『沖縄タイムス』2016年9月10日号で紹介されました。
「「金達寿とその時代」/古代史家の全容解明図る」
※『共同通信』2016年8月4日配信記事で紹介されました。
무서명「일본서 재일한국인 ‘김달수’ 종합연구서 출판…‘김달수와 그 시대’」
※『週刊読書人』2016年7月22日号の「2016年上半期の収穫から」アンケートで紹介されました。
成田龍一氏「『金達寿とその時代』」
序 章 〈中野重治と朝鮮問題〉研究史と本書の視座
第1章 「被圧迫民族の文学」概念の形成と展開――日米安全保障条約と日韓議定書
1 「圧迫民族の文学」としての日本文学との決別
2 「被圧迫民族の文学」の試み――「司書の死」をめぐって
第2章 植民地支配の「恩恵」、在日朝鮮人への〈甘え〉
1 「梨の花」のなかの朝鮮表象と父親の存在
2 日本社会における〈朝鮮〉の欠落――在日朝鮮人の日本語能力を鏡として
第3章 「朝鮮人の転向」という死角
1 〈越境〉と「模型」の境界標
2 「朝鮮人の転向」の源泉としての金達寿「朴達の裁判」
第4章 反安保闘争と「虎の鉄幹」のナショナリズム
1 「虎の鉄幹」のナショナリズムと日本帝国主義――その共犯関係
2 啄木におけるインターナショナリズム――晶子から「虎の鉄幹」への移動
3 「国民感情」の醸造と安保闘争への批判的意見
第5章 「科学的社会主義」と少数民族の生存権
1 「発展」への疑念――「プロクラスティネーション」をめぐって
2 被圧迫民族への〈償い〉――「素人の読み方」を手がかりに
第6章 「被圧迫民族」としての日本人へ
1 浅間山荘事件にあらわれた暴力――極左冒険主義/関東大震災時の朝鮮人虐殺
2 日本における朝鮮問題の総体的考察
――「在日朝鮮人と全国水平社の人びと」と「緊急順不同」を中心に
参考文献
初出一覧
あとがき
第一章 誕生から〈解放〉まで
第二章 民族主義青年から共産主義者へ
第三章 政治組織と文学運動
第四章 文学から古代日朝関係史へ
第五章 訪韓とその余波
第六章 晩年
あとがき
略年譜
参考資料
序章 先行研究の検討と本書の視座
第一章 生涯と活動
第二章 現実を変革する文学──「植民地的人間」からの脱却
序
第一節 「日本語で書かれる朝鮮文学」概念の形成と実践──初期文学活動を中心に
第二節 自然主義リアリズムとの対決──「玄海灘」から「朴達の裁判」へ
第三節 金達寿と転向──「朴達の裁判」論
第四節 文学と指導者意識──リアリズム研究会をめぐって
第三章 〈北〉と〈南〉の狭間で
序
第一節 「社会主義を標榜する「組織」」との軋轢
──『朝鮮』・帰国事業・講演会中止事件・訣別
第二節 社会主義の放棄?/民族主義への回帰?──訪韓を中心に
第四章 運動としての古代史研究
序
第一節 『日本の中の朝鮮文化』論──文学活動と古代史研究における連続性と飛躍
第二節 「帰化人」とは誰か?
第三節 〈社会主義〉の源流を求めて──『行基の時代』を中心に
終章
あとがき
参考文献一覧
関係人物紹介
金達寿関係年譜
初出一覧
編著
- 金達寿小説集(2014年12月10日 講談社文芸文庫) ・濁酒の乾杯
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※『週刊読書人』2015年12月11日号に書評が掲載されました。
荒川洋治氏「『金達寿小説集』」
※『学燈』2015年春号に書評が掲載されました。
荒川洋治氏「私のすすめる三冊」
※『毎日新聞』2015年2月15日号に書評が掲載されました。
(門)氏「『金達寿小説集』」
※『アカハタ』2015年1月25日号に書評が掲載されました。
(哲)氏「『金達寿小説集』……分断の祖国見つめた在日作家」
・富士のみえる村で
・朴達の裁判
・対馬まで
・位置
・祖母の思い出
・解説(廣瀬陽一)
・略年譜(廣瀬陽一)